植物由来のアスタキサンチン
「アスタキサンチン」を含む生き物として、エビやカニ、サケなどがありますが、動物は自分でそれを作ることは出来ません
それでもこれら動物に含まれる「アスタキサンチン」も植物由来と言われます。
それは、「アスタキサンチン」をたっぷり蓄えた微生物、藻類をエサとして栄養分を蓄えるからです。
ここに一つの例を挙げます。
海の中でだけ生活をするエビやカニなどとは違うサケ「鮭」の話です。
食卓に上る「鮭」は、赤い色素を持ったごくあたりまえの魚。
でも本来は白身の魚だというのです。
「鮭」(以下サケとする)は川で産卵します。そして一定期間は川で過ごし、それから海に下る。海で数年かけて大きくなり、また産まれた川に戻り産卵した後死亡する。
子孫を残す為だけに、生きるサケのこの行為は命がけです。
海とは違い浅瀬を泳いで川を上るには、強い紫外線を浴び、流れに逆らいながら前に進みます。この命がけの映像を私はテレビで観た記憶があります。
ボロボロになりながらもオス同士でメスを奪い合う姿。傷だらけになり、細菌に侵され死んでゆくものもあるほどの凄まじさ…。
その力が一体どこから湧いてくるのか。
そこに秘密があるのです。
川を上るため、蓄えるエサの中に豊富に含まれる「アスタキサンチン」。
それは微生物から始まり、それをエビやカニ、魚類が食べるという食物連鎖から取り込まれます。
サケはカニの赤ちゃんや甲殻類をエサにしているので、それをたっぷり摂ることで「アスタキサンチン」が取り込まれ、白いはずの身体が赤くそまるのだそうです。
そういった理由で、サケに含まれる色素そのものが植物由来ということが解ります。
人が外的ストレスを受けるのと同じように、強い紫外線や激しい運動により、サケも活性酸素が増え、抵抗力が弱まり放っておけば死んでしまいます。
しかしサケには海で生活している間に蓄えた、タンパク質、脂肪、ビタミン、ミネラル、そして「アスタキサンチン」によって自らを守り抜き、川の上流へと上り切ります。
この驚異的な生命力の源が、「アスタキサンチン」の強力な抗酸化作用であるというのです。
「アスタキサンチン」が植物由来であることが意味するのは、食品添加物としての使用が認められているほど、私たち人間にも安全性が高い成分だということですよね。
天然のカロテノイドの抗酸化作用、特に「アスタキサンチン」は抜群の効果が認められると解ったことで、さまざまな分野で注目されるようになったのでしょうね。
次は、その効果がどのようなものか知りたくなってきました。