欲張りなほどの効果

よくばり効果

生命を担う上で非常に重要でかつデリケートな脳や目の入口には関所があり、不要な物質は全てそこで侵入を拒まれ、強力な抗酸化作用を持つβカロテンでさえ通過できないのに、「アスタキサンチン」はダイレクトに抗酸化作用を発揮できる物質であることは解りました。

 

他に動脈硬化も予防し、血行を改善します。
これもやはり、危険因子とされるLDLコレステロールが酸化し、悪玉コレステロールになって動脈硬化を引き起こします。
その血液ドロドロだけでなく、血管壁の酸化も防いでくれるので血行改善にも効果があります。

 

 

そして、ガン予防にも期待が!
細胞のガン化は活性酸素によって促進されるので、「アスタキサンチン」の抗酸化力でガン化を防ぐことが出来ると言えそうです。

 

どうですか?こうしてみると「体が錆びる」(酸化する)ことが、活性酸素によって引き起こされ、老化したり、病気になったりするのです。

 

しかし私たちは呼吸により酸素を取り込み、食べ物から取り込んだ糖質や脂質と結合させて、それをエネルギーとして生きています。
そのエネルギーをつくるときに発生するのが活性酸素なのです。
切っても切れない、なくてはならない行為であることは否めません。




確かに体の中には、活性酸素を毒性の低い物質に変え、消去してくれる「抗酸化酵素」が存在します。
しかしこれも40代からは減少し、個人差はあるにしても老化が加速するのは間違いなさそうです。

 

悪者である活性酸素が体内に存在するのにも理由があります。
例えば、細菌やウイルスが体内に侵入したときも活性酸素が発生してしまいますが、この時には逆に活性酸素の作用を利用し、その侵入者を退治してくれるという事実です。

 

目に見えて解る例があります。
明らかにそこに切り傷を負ったことがあるなと判るくらいに、傷口が盛り上がっているのを見たことがありませんか?

 

 

それは傷を負った時に、活性酸素によってバイ菌による化膿を食い止めることは出来たけど、傷の周りの正常な細胞までも活性酸素に攻撃されて起こる現象だそうです。

 

なんだか複雑な気持ちになってきました。

 

体にとって必要でもあり、増えすぎると危険な活性酸素。
体内に「抗酸化酵素」を持っているとはいえ、外的ストレスや精神的ストレスによって、その酵素が足りなくなるんじゃないかと不安になります。

 

もちろん抗酸化作用のある食べ物から抗酸化物質を摂取するというは効果的だと思うので、日ごろの食事にそういった食品をチョイスするのも一つの手ですね。

まずは自分で出来る、錆びないための努力